南 昌伸 個展 「祠」

21.10.12 TUE - 21.10.18 SUN

【作家からのコメント】

この度の展示のテーマは、「祠」(HOKORA)です。
「祠」は、いつの時代にあっても人々の日常にあり、訪れる者の思いや願いを清め祓い、心に新たな気色を映し出してくれる拠り所でもあります。
その「祠」の結界を越えた向こうにみえてくるものみえないものを想いながら、今回はコントロールのしづらい金属の酸化を作品の中に落とし込んでいく、そんな試みとなりました。
金属の多くは、化学変化によって酸化し固有の色(酸化物・さび)を発生させます。古い時代から金属工芸の世界では、その酸化を利用して表面を保護すると同時に美しさに変えてきました。
金属に炎を当て温度を上げていく、或いは試薬を使って反応させるなど様々な条件のもとで起こる酸化は、本来の金属の色を覆い隠す汚れのようなものでもありますが、それらは、進行する過程のなかで美しい色調、表情を移し出します。 均一にみえる金属の色がドラマチックに変容する不思議な魅力は、先人たちの探究心を掻き立てたに違いありません。

ご高覧いただけましたら幸いです。
コロナ禍にあり、ご無理のないようご案内申し上げます。

南 昌伸
Minami Masanobu

 

【作家略歴】

1956   生まれ

1983   東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻「鍛金」修了

1983    BOX展 (池袋西武、東京)

1986    錬展「金工三人展」 (そごう美術画廊、広島)

1987    FOR THE ONLY ONE EARTH展(岡山文化センター、岡山)

1991    花のすみか大賞展 特別賞(大丸デパート、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌)

1994    個展 (ギャラリーやぶき、岡山 以後2000,2004,2010

1995    日本現代工芸美術展(東京都美術館、東京)(以後1997200120042014

1997    朝日現代クラフト展(阪急デパート、大阪、神奈川,1998,2006招待)

1999    個展 (ギャラリーひよし、埼玉,2002

2001    日本現代工芸美術展 奨励賞(東京都美術館、東京)

2006     現代の造形 -LifeArt- 酔いのかたち(東広島市美術館、広島)

2008    日本現代工芸美術展 現代工芸本会員賞(東京都美術館、東京)

            第24回日本金属造型作家展(神奈川県民ギャラリー、神奈川)

2010    南昌伸展(八千代の丘美術館、広島)

             個展 (ギャラリーG、広島)

2012    広島市工芸作家招待展(大邸広域市Fashion Jewelry Town、韓国/大邸)

2013    銅蟲展(福屋美術画廊、広島)

2015    広島金工作品展(福屋美術画廊、広島)

2016    2016クリエイション未来展」 (LIXILギャラリー、東京)

2017    創造する工芸―その多様性と可能性(はつかいち美術ギャラリー、広島)

             現代工芸作家展(泉美術館、広島)

2019    6回日本美術展覧会 (新国立美術館、東京,2020)

2020    彫・鍛・鋳 金工三人展 (三越画廊、広島)

L GALLERY

〒730-0051
広島県広島市中区大手町1-1-26 大手町一番ビル307号

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